おこめさんちのミミヨリな話

両耳小耳症&重度難聴の息子と、日々の徒然

身体の発達について

コメタの身体(運動)の発達の歩みを記しておこうと思います。

 

首座り  5ヶ月頃

寝返り  6ヶ月頃

背ばい  7ヶ月頃

ずりばい  9ヶ月頃

はいはい  11ヶ月頃

かまり立ち  11ヶ月頃

 

現時点でこんなところです。

母子手帳などの情報通りかそれより早いくらいだったコメコに比べると、ゆっくりな発達です。同じ月齢の子たちと比べてもやはりゆっくり。

他と比べるとゆっくりなことが多いので心配もあります。が、こうやって順番に書いていくと、コメタなりのペースで着実に成長しているのだなあと実感します。嬉しい。

 

特徴的なのはなんといっても反り返りの強さ。

月齢の小さなときは、抱っこを嫌がるほどでしたが成長とともにいやいやは薄れ、大人しくだっこされてくれるように。ただし、向かい合う抱っこをするとぐーんと反り返ることがとても多かったです。今でもその傾向はあります。そういうときは前向き抱っこをすると楽だという発見もありました。

ある先生によると、後ろの様子が聴こえで把握できないため、反り返って見たいのだそう。難聴の子あるあるだそうです。これも成長とともに減っていくとのこと。

確かにコメタも、一時に比べたら減ってきました。反り返らなくても振り返ることができるようになってきました。

背ばいの前段階から始まったブリッジ(頭頂部と両足の裏やつま先でふんばります)は、どこへ行っても注目の的。すご〜い!とは言われますが、これいつまで続くんだろうと心配もしました。背ばい&ブリッジの期間がとても長かったため、今でも頭頂部や後頭部は毛が薄いです…

はいはいでの移動に慣れてきてからは、ブリッジや背ばいを見る機会が減ってきました。最近、最後に見たのはいつだったかな?見なくなったらなったでなんだか寂しい気もします。

 

難聴発覚とともに、三半規管の奇形も分かったコメタです。それを知ったときには、歩けるようになるのか?ということもよぎりました。

難聴や諸々の奇形もあり、運動発達には多少のハンディがあるだろうと思っています。ただし、バランス感覚を支えるのは三半規管だけでなく視覚や足裏の感覚など様々な要素によるものだそうで、例え三半規管に奇形があってもそれを補うこともできると聞きました。

気長に、一歩ずつ、コメタの育ちを喜びながら過ごせたら一番ですよね。

 

ただちょっと本音を漏らしてしまうと、自分自身はずっとスポーツに親しんできた人生だったので、コメタにばりばりのスポーツマンというのは期待できないのかなと思うと少し寂しいです。

スポーツにもいろいろあるし、スポーツ以外にもコメタが輝ける場所がきっとあるのだろうけれど。

 

できないことより、できること伸ばせることに目を向けられるようになりたいものです。