おこめさんちのミミヨリな話

両耳小耳症&重度難聴の息子と、日々の徒然

音入れから一ヶ月②

…の間のことを、ちょっと詳しく。忘備録です。

 

1週目  

磁石1/2、ケーブル8㎝。コイル部分を頭にくっつけサウンドプロセッサ(以下SP)はぶらりと垂らした状態で装用。

コイル部分はちょっとしたことで外れやすいものの、コメタ自身はあまり気にせずつけたままでいる時間が多い。1日1〜2時間つけられたかな。音への反応は特に感じられない。

 

2週目

磁石1、ケーブル8㎝。病院でSサイズのイヤフックに補聴器で使用していたイヤモールドを繋げて装用。(付属のイヤフックではイヤモールドの管がはまらなかった)なかなかいい具合に耳にもかけることができたが数分でイヤモールドのチューブが抜けてしまう。加えて、コメタ自身が気にして外してしまうことも多々。

前の週で割と長く装用できていたため、磁石を一つ強めにしたものの、今度はあまり長く付けられなくなってしまった。

太鼓の音に反応があったような。

 

3週目

磁石1/2、ケーブル8㎝。病院で、イヤモールド接続用のイヤフックを借りる。イヤモールドと繋げるとさすがに外れにくい。が、耳にはうまくフィットせずぶらぶらしたり外れたりしやすい。イヤモールドも小さくなってきてるよう。そこで、母の提案でヘアバンドをつけて安定させることに。ぶらぶらしているよりはいいようで、遊びに夢中の間はつけていてくれる。気になりだすとヘアバンドもろとも取ってしまう。そして目を離すとイヤモールドを噛み噛み…

1日3〜5時間くらい装用。

特別支援学校の先生の見立てでは、鈴などの高い音より太鼓などの低めの音の方が反応がよさそうとのこと。家ではなかなか実感がない。

 

4週目

磁石1、ケーブル8㎝→25㎝。コクレア    のリハビリ教材の表紙に、小さな女の子がヘアバンドを使って人工内耳を装用している写真があった。そのつけ方を参考に、これまでは耳の後ろにあるSPを安定させるようヘアバンドをつけていたが、イヤモールドをつけている耳の上を通るようヘアバンドをつけることにした。安定感が増し、コメタも気にすることが少なくなった。

また、音入れ時のセット内にある未使用のケーブル付コイルは、長さ交換ができるということで8㎝→25㎝に交換。SPを衣類などにつけられるコアラクリップなるものも注文して届いた。ここから、SPは肩辺りにクリップでとめるスタイルに。

装用できる時間が増え、1日5〜6時間くらいになった。

ただ、連続して長くつけているとコイルが当たる部分の皮膚がピンク色っぽくなっていることがあり血流が悪くなっていそうで心配。

掃除機をかけるときには触らせてつける、とめる、を振動も合わせて感じ取らせたり、遊んでいる横にはりついて実況中継(!?)したりと可能な限り働きかけはしている。ものの…。何か決定的な出来事が起こらないものだろうか。待ち遠しい。