おこめさんちのミミヨリな話

両耳小耳症&重度難聴の息子と、日々の徒然

手術が終わりました

朝8時半にお部屋へお迎えがあり、夫婦でお見送り。母は手術室にも入り麻酔が効くまで付き添いました。

麻酔で眠っていくとき泣けちゃうと思うけど、と病棟の保育士さんからも言われていましたが、もう手術室に入る前から涙が滲んできてしまって…手術台に寝かされてぎゃんぎゃん泣くコメタが、麻酔を吸入し始めてみるみる意識が遠のいていくのを見ると本当に辛かったです。

先生はじめスタッフの皆さんが笑顔で、私たちの不安を和らげようとしてくださっていて、それが救いでした。

コメタを託して手術室を出てからは、なぜか足に力が入らずふらふら…気づかないうちに力をこめてしまっていたのでしょうか。

 

それから3時間半後、手術終了の連絡があるまでは、病室で昨日浴びれなかったシャワーを浴びたり、本を読んだり、人工内耳の選択をした理由をコメタに伝えられるようにと夫婦で話し合ったり、手術中のコメタに想いを寄せつつゆったりと過ごさせてもらいました。

 

主治医の先生に抱っこされて帰ってきたコメタは、右側頭部に分厚いガーゼを当て、頭にネットを被った玉ねぎ状態。顔が全体的に浮腫んだような痛々しい姿でした。3時間半、先生方と一緒に頑張ってきたんだね、偉かったね、ありがとう、心からそう思いました。

 

そこから激しく1時間ほど泣き続け(身をよじって文字通り声が枯れるまで。気管挿入の影響もあったと思いますが)、その後は疲れ切って眠ってしまいました。ちなみに手術したところを避けながら、よじるコメタを抱っこしなだめるのはなかなかハードでした…主人と代わる代わる抱っこしてしのぎました。もともと希望していた両耳同時手術だったらどうやって抱っこしたのだろう。

 

部屋に戻って4時間経ったところで、看護師さん同伴のもと水を口に含ませてみました。少し、むせましたがごくんと飲み込めた様子。授乳もOKが出ました。約18時間ぶりの授乳!母のおっぱいも限界を迎えていたところだったので、OKが出てよかった…!コメタもごくごくと、いつも通り飲むことができていて安心しました。

このまま順調に、早く食事もできるようになるといいね。

 

その後はうとうととぐずぐずを繰り返しています。今は少し眠り込んでいる様子でようやくベッドに降ろせました。

今夜はこのまま眠ってくれるのか、やはり痛みなどで眠りが浅くなるのかな。今日は本当によく頑張ったコメタですから、母はとことん付き合うつもりです!

 

応援してくれた全ての人に、感謝。

順調に回復してくれますように。