おこめさんちのミミヨリな話

両耳小耳症&重度難聴の息子と、日々の徒然

喘鳴

最後1ヶ月を過ぎた頃から気になり始めた喘鳴。

時折、ぜこぜこ、ひいひいというような苦しそうな呼吸が見られるようになりました。喘鳴が出ている間は、息を吸ったときにみぞおちのあたりがべこべこと凹み、ひっ、ひっ、と十分に呼吸できていないように見えることもありました。

 

ある日の午後、それまでの中でも特に苦しそうな呼吸になり、もう見ていられないほどだったので急遽時間外診療にかかったことがありました。

診察のときにはすでに落ち着いてしまっていたため、喘鳴が出ているときの動画(苦しんでいる状態の息子を撮るのも心苦しかったです。)を見てもらったり口頭で説明したりしながらの診察になりました。

結果、四六時中というわけではなく症状も緊急性のあるものではないということで、その次の週に予定されていた主治医の健診で詳しく見てもらいましょうということになりました。

ただし、首の筋や肋骨が浮き出るほどひどくなると危険なのでそのときはすぐに受診をとのことでした。

重篤な状態ではないだろうという診断にほっとしたものの、それでも苦しい場面が日に何度もある中でしてあげられることが特にないというのは歯がゆさも感じました。

 

その次の週の健診で改めて診てもらったところ、(特に詳しい検査などはしていませんが…)右耳が小さいだけでなく、もしかしたら顔や喉の中の管も右側は少し小さめなのかもしれないということ、また、単に母乳をうまく飲みきることができず喉のあたりに残った母乳が呼吸を邪魔しているのかもしれない、という診断でした。

どちらにしろ、日にち薬でだんだんと良くなっていくはずなので様子を見ましょう、とのこと。

 

不思議なことに、先生のおっしゃる通りそれから徐々に喘鳴の回数は減っていき、酷さも和らいでいきました。

どうやらこの頃がピークだったようです。

 

11ヶ月の現在では、喘鳴というほどのものはなくなったと思います。しかし、時折息を吸うときにひいーと音をさせることがあって少し気になっています。