NICU入院中のあれこれ
NICU入院中に小児循環器科の先生や耳鼻科の先生にも診てもらい少しずつ分かってきたことがありました。
まず、心室中隔欠損については、右心室と左心室の間に穴があること。ただし、その穴はとても小さく筋肉の多い部分なので将来的に塞がる可能性も大いにあること。生活や運動に制限はないということ。
小さい右耳については、外耳道が狭い、もしくは閉じている可能性もあること。新生児聴覚スクリーニング検査は、詳しく調べられる3ヶ月頃を待って行うことになりました。
コメタが入院している間にNICU内のクリスマス会が行われました。スタッフの皆さんがトナカイやサンタさんに仮装をして各ベッドを回ってくださり、写真を撮ってくれたりプレゼントを配ってくれたりと楽しませてくれました。
コメタが生まれてから、可愛いなと思う反面、いろいろな不安や心配でどこか張り詰めていたところがあったのかな、コメタがスタッフの皆さんに囲まれて声をかけてもらっている光景にすごく温かな気持ちになり、涙が溢れました。
そのとき撮ってもらった写真、親子3人で仮装をしながら、なぜか私はぼろぼろ泣いているというシュールな記念写真になってしまいました(^^;)
新生児の一番大変な時期を、NICUのスタッフの皆さんに育てていただきました。
毎日面会に入っていたのですが、24時間の中で考えるとそれもわずかな時間だけです。夜はぐっすりと眠らせてもらっていたし、家でも搾乳はしていたものおっぱいトラブルや寝かしつけで困ることもなくしっかり養生させてもらいました。
看護師さんによると、コメタは夜通し泣いていた日もあったようで、本当にスタッフの皆さんには頭が上がりません。
そんなNICUでの入院生活も、クリスマスを目前に卒業の日を迎えました。